スポーツ少年団認定指導員講習&検定試験を受けてきた

長男が少年野球チームに入っているのですが、最近は多くのチームがスポーツ少年団に所属しているそうです。

正式には、公益財団法人日本体育協会の日本スポーツ少年団という組織で、参加チームには最低2名の認定指導員が必要になるとのこと。

うちのチームもたくさん指導者がいるのですが、父親は練習のサポートに交ぜてもらえるので私もよく参加しています。専門的な指導のための知識はないのでせいぜいキャッチボールやノックを打ったりする程度ですが。子どもと一緒になってスポーツ出来る時間は思いの外短いのでなるべくお手伝いしていきたいです。

今回チームの監督さんから次回の指導員講習会への参加をおすすめ頂いたので参加してきました。チーム運営上認定の指導者は出来るだけ多い方がいいようですね。

講習会の概要

2日間で合計15時間(うち検定試験1時間あり)の座学講習が必要になります。内容はスポーツ少年団の理念や組織の話から、栄養学、ジュニアの指導に必要な医学的知識、トレーニング論など非常に多岐に渡ります。

特に医学的知識や、トレーニング論ではジュニア特有の問題とその対策について専門家の先生の知識を教えてもらえるので勉強になりました。特に印象に残ったものをご紹介。

  • 足首回りのケガは自覚症状がないことが多いので慎重に判断を。捻挫は癖になっているのではなく、ただ治療が出来ていない(靭帯が伸びている)だけ。早期の診療を。
  • 切り傷の治療は今は乾燥させない。専用のシートを使ってじゅくじゅくにさせた方が治りがはやい。
  • トレーニングは目的に応じて効果的に。スピードトレーニングで本数を増やしすぎると逆効果。インターバルトレーニングでスピードあげすぎると逆効果、など。
  • パフォーマンスを挙げるためには脂肪も摂取する必要あり。必要以上に減らしすぎない。目安は全摂取エネルギーの2、3割。特に女性は注意。
  • AEDを使うときは、とにかくまず他の人を呼ぶこと。1人では人は助けられない。そして、運動時は身体の汗で心電図が図れないケースが多いので、とにかくまず身体をふく。
  • 1日に必要なエネルギー量の計算方法 →28.5×除脂肪体重(体重-脂肪)×活動レベル※

※持久系練習期は2.5 , なにもしないときは1.5など。

  • ウォームダウンは30-40%くらいのVo2maxでの運動が最も乳酸除去率が高い。
  • ハイパワー発揮運動(短距離走などの瞬発運動)ではATP-CPがエネルギー供給機構となる。クレアチンリン酸系を取得することで、パフォーマンスを向上できる可能性がある。

どうしても現場では未だに根性論が根強く、こどもに無理をさせた結果、日常生活にまで影響してしまうなど、深刻なケースも多いようです。

私も中学の時にオスグッド(膝の軟骨が押し出されるケガ)や、野球肘を経験して、めちゃくちゃ痛いのに結局無理して続けた記憶があります。べつに指導者に強制されたわけでもないのに、どうしても休めないと子どもなりに考えてしまうのです。(レギュラーから外れたくないという強迫観念なのか)

そう考えると、指導者としての目配りや動機付けは重要ですね。

 

検定試験

50問題出題されて、30問60%正解で合格になります。試験時間1時間で20分で退出可能。残り25分からは退出不可。

講師の方がちょいちょいヒントをくれるのと、問題集持ち込み可能なのでさすがに落ちることは少ないとは思いますが、割りと難しい問題(適切でないものを選ぶ問題で全部不適切では?と思われるものなど)もあって私は時間ぴったり使いました。

2日間でかなりきつきつのタイトなスケジュールです。みなさんも休日受けるときは頑張ってください。